旭川市の一日葬の流れについてご紹介
2022年4月17日
一日葬の流れとしては、一般的に病院から搬送⇒お打合せ⇒告別式⇒精進落としとなります。 お葬式は告別式のみですが、前夜に通夜式に代わり親族だけ集まり会食を設ける形式もあります。 親族だけで、前夜を過ごす気兼ねない時間です。 また最近では、感染症対策や参列者の負担軽減を鑑み、一日葬をご希望される方が増えております。今回は旭川市で一日葬をお考えの方に、一日葬の流れについて詳しくご説明いたします。
一日葬の流れについてご紹介
ここでは、一日葬の流れについて詳しくご紹介いたします。
1.臨終後にすべきこと
逝去後は葬儀社に連絡を入れ、ご遺体を搬送してもらいます。法律により、亡くなってから24時間を過ぎないと火葬を行うことはできません。また、病院の霊安室では長時間の安置をすることはできません。ご遺体は、自宅や葬儀社の安置室など、所定の場所に搬送し、安置します。次に、葬儀社のスタッフと打ち合わせを行います。葬儀を執り行う会場や、葬儀にかかる費用、喪主、遺影に使う写真、棺に入れる遺品など葬儀の内容に関することを確認します。
2.死亡診断書の提出
死亡の事実を知った日から7日以内に提出する必要があります。
死亡届の「届出人」(記入することができる人)となれるのは、親族、同居者、家主、地主、家屋管理人、土地管理人等、後見人、保佐人(判断能力が低下した本人のサポート役として、同意権・取消権・代理権を与えられた人)、補助人、および任意後見人です。
こちらを提出するのは、誰でも構いません。そのため、葬儀社が代行することが殆どです。死亡届が受理されると「火葬(埋葬)許可証」が発行されます。これがないと火葬(埋葬)できませんので、忘れずに受け取るようにしましょう。
3.納棺・告別式・出棺
一日葬ではお通夜がなく、二日目に納棺と葬儀・告別式を行います。2日目には、納棺と葬儀・告別式を行い、出棺へと続きます。納棺では、亡くなった方の身支度を整えます。
そして告別式では、故人に別れを告げることになります。ゆかりの品があれば、ここで棺に納めてください。そして、火葬場へ棺を運ぶ出棺へと移ります。
4.火葬・お骨上げ
遺体を火葬し、骨を拾い上げるお骨上げ、食事をとる精進落としを済ませると、葬儀は終了です。(コロナウイルスの感染拡大により、精進落としを行わず、弁当の持ち帰りをすることなどもあります)その他、告別式や火葬のあとに「初七日法要」(繰り上げ初七日法要)を執り行うことがあります。
一日葬のメリットとは?
遺族の精神的・体力的負担を軽減できる
通夜を行わないため、スケジュールを1日だけ空けておけば大丈夫です。大切な故人の葬儀を2日間も行うのは、体力的・精神的に負担を掛けることがあります。通夜式がないので葬儀の前日は体をやすめることができます。
金銭的な負担を軽減することができる
また、遠方から来る参列者にとっては日帰りという選択肢が増え、宿泊施設を探す手間が省くことができます。旅費などの出費が減り、遺族だけではなく参列者にとってもメリットのある葬儀形態です。また、一日葬は金銭的な負担も軽減されるという特徴があります。通常の葬儀であれば通夜・告別式と2日分の会場や料理を用意しておかなければなりません。しかし、一日葬は1日で火葬まで行うので式場代・飲食代などが1日分となり費用を抑えることも可能です。
一日葬のデメリットとは?
最近広まってきた葬儀形態なので菩提寺や参列者から反対される場合があります。特に仏式は通夜・葬儀・告別式と一連の流れが重要視されているため、葬儀に関わる人々の理解が必要となります。また、一日で終えてしまうので、遺族の心の区切りがつかないということがあります。最期の夜である通夜がなくなったことで、心の整理をつけることができないという方もいらっしゃいます。
まとめ
いかがでしたか?一日葬は、遺族の負担を減らすことができる新しい葬儀形態です。一方で、菩提寺や親族とのトラブルにつながる可能性があるので、最新の注意が必要です。
トラブルを避けるためには、親族・菩提寺としっかり話し合うことはもちろんですが、分からないことは、葬儀社と相談することをお勧めします。私たち家族葬のロータスでは、葬儀に関する相談はいつでも承っています。皆様の状況をお伺いしながら、最適な提案を行います。お気軽にお問い合わせください。